「年末年始、せっかくだからおせちはちゃんと用意したいけど…正直、予算どれくらいが妥当?」
そんな疑問、毎年のように頭をよぎりませんか?
私もそうなんです。毎年、「これくらいかな…」と何となく1万円前後で探していたんですが、年々、家族の好みや食べる量が変わってきて、「これって高いの?それとも妥当?」と迷うようになってきました。
特に我が家は小学生と幼稚園児の兄妹がいて、食べられるもの・食べないものの差がはっきりしてるから、おせちの中身と分量はすごく重要なんです。高級感ばかり求めても、子どもたちが食べてくれなかったら意味がないし、逆に量が少なすぎても「足りない…」とがっかりする羽目に。
そんな経験を重ねてきた中で、最近ようやくたどり着いたのが「おせち予算は“人数”から逆算する」という考え方です。
おせちの予算、全体価格だけで判断するのはもう古い?
例えば、よく見かける「豪華三段重、2万5千円!」みたいな広告。見るからに立派で美味しそう。でも、そこに「3〜4人前」と書いてあると、家族構成によっては高く感じたり、逆に安く感じたりしますよね。
つまり、おせちの“妥当な予算”って、全体価格だけじゃ測れない。
その価格が「何人前」で「どれくらいの量」が入っているのか。
ここが分かっていないと、選ぶ側としては本当に比較がしにくいんです。
実際、私が過去に失敗したなと思ったのは、「見た目は豪華だったけど、中身は二人分くらいの量しかなかった三段重」や、「安さに惹かれて買ったけど、おかずの種類が少なくて飽きてしまった」パターン。
だからこそ、家族で囲むなら「何人前に対していくらくらいが妥当なのか?」という“分量ベースの予算感”がすごく大事だと思うんです。
人数別・2026年最新版!通販おせちの予算相場まとめ
おせちの価格帯って、一見すると「1万円台が多い」「3万円超えは高級」くらいの印象で止まりがち。でも実際は、同じ価格でも“何人前か”によって、その価値は大きく変わってきます。ここでは、2025年の市場データをもとに、人数別に「実際の相場」と「私が感じたリアルな使いどころ」をご紹介します。
1人前(個食・ソロスタイル)
近年人気の「個食おせち」。夫婦でそれぞれ好みに合ったものを選ぶ人も増えていて、これも時代の流れだなぁと感じます。1人前でも品数は20品以上あるものが多く、見た目も華やか。ひとつひとつの価格は控えめでも、体感的には“贅沢した気分”をしっかり味わえるジャンルです。
予算観
- 相場:3,000円〜10,000円(高級品で2万円超も)
- 平均的な満足価格帯:5,000円〜8,000円
- コスパ視点:
- 一人暮らしや“おせちを一人ずつ用意するスタイル”にぴったり
- 「一人一重」で用意すれば、取り分けの手間もなく贅沢感も演出できる
- 子どもの分は“好きなものだけ詰めたミニおせち”として用意しても◎
2人前(夫婦・少人数家族向け)
我が家も子どもがまだ小さいころは、2人前+子ども取り分けでちょうどよかったです。おせちって“たくさんあっても食べきれない”という人も多いので、このサイズ感が最も使いやすいという声もよく聞きます。
予算観
- 相場:8,000円〜20,000円
- ボリューム的にちょうどいい価格帯:12,000円〜15,000円
- 注意点とおすすめ:
- 一段で完結するタイプと、二段で構成されたものがある
- 見た目の派手さに惑わされず、内容量と好みの食材で選ぶのがポイント
- 1人前×2個を買うより、2人前セットの方が価格的にも割安な場合が多い
3〜4人前(核家族向けの定番サイズ)
実は、最も競争が激しいゾーンがこの「3〜4人前」。どの通販サイトを見ても種類が豊富で、“選ぶのが大変だけど楽しい”のもこのサイズです。早割の対象も多く、1万円台で十分満足できる商品もザクザクあります。私はいつもこのクラスから絞って、内容と価格のバランスで選ぶようにしています。
予算観
- 相場:13,000円〜30,000円(高級帯は4万円超)
- 最も選びやすいゾーン:15,000円〜22,000円
- 賢く選ぶポイント:
- 品数重視なら2万円台、素材重視なら3万円超を検討
- 冷蔵・冷凍の違いで味わいと日持ちが変わる
- 和洋折衷タイプが豊富で、子ども向けメニューも多い
5人以上(親戚・帰省・大家族向け)
高そうに見えるけど、よく考えたら1人4千円台でこの内容…?と驚いたこともあります。特に肉料理中心のおせちや、有名ホテル監修の和洋中セットなどは、人数が多い方が内容に対しての単価が下がって、結果的に満足度が高くなる傾向も。
予算観
- 相場:17,000円〜40,000円(超高級品は5万〜10万円)
- 検討のポイント:
- 四段重や特大オードブル形式など、見た目に華やかなものが多い
- 「人数で割ると意外とお得」になるケースも
- 子どもが複数いたり、親族を招く予定がある家庭には◎
予算の決め方は「分量×満足度バランス」がカギ
通販おせちって、つい価格やブランドで判断しがちですが、実際に満足できるかどうかは“分量”とのバランスがとても重要です。
うちは子どもたちがまだ小さいので、味の好みもはっきりしてるし、食べる量も日によってバラつきがあります。だから、「このくらいの人数なら、これくらいの予算で充分足りるかな?」って感覚が年々養われてきた気がします。
例えば、3〜4人前で2万円程度のおせちなら、
ポイント
和風・洋風・子ども向けのバランスが取れている
ボリューム的に元旦〜2日目の朝まではしっかり持つ
買い足しなしでも満足できる量
と、かなりコスパがいいと実感しています。逆に、予算をケチって1万円台前半のおせちを選んだ年は、思ったよりも量が少なくて結局スーパーにおかずを買いに走る羽目になったことも…。
やっぱり“品数が多ければOK”ではなく、“自分たちにとって本当にちょうどいい量”を知ることが、一番の予算設計だと思います。
我が家の2026年はこれ!予算2.2万円で絞った“現実的”候補たち
2026年は、おせちの予算を少しだけ広げて「2万2千円」まで確保しました。
とはいえ、ただ高ければいいわけじゃない。大切なのは、家族みんなが「美味しかったね」って笑顔になれること。
我が家は小学生と幼稚園児を含む4人家族。子どもたちはハンバーグやローストビーフといったお肉系が好きだし、大人は伊達巻や数の子のような伝統食も楽しみたい。そんなわがままを叶えてくれるおせちを探して、かなり本気で比較しました。
実は今回、選び方の軸を「3〜4人前で、品数とバランスに納得できるか」というポイントに置き、さらに“コスパ重視”と“ちょっと特別感”の両立を意識しました。
そのうえで、気になったのが次の3つのおせち。どれも実際に2025年版として販売されていた実在商品で、2026年にも同様のラインナップが登場すると見込んでいます。
それでは、リアルな購入候補として絞り込んだ3選をご紹介します。
オイシックス「高砂 煌(きらめき)」【和中二段重・3~4人前】
- 価格:24,000円(税込み早割価格)
- 内容:亜麻仁豚のローストポークや合鴨グリルなど肉メインで、和・中のバランスが取れた二段重
- おすすめポイント:
- 肉料理中心で、特に子どもウケが良好
- 二段重で省スペースながら、見た目も味も満足できる構成
- 3万円級の三段重よりコスパ重視する家庭にぴったり
オイシックス「高砂 華(はな)」【和中三段重・3~4人前】
- 価格:2025年版約23,000円→早割22,000円以内
- 内容:海老オーロラソース、棒棒鶏、青椒肉絲など中華豊富な三段重。品数・見た目ともに華やか
- おすすめポイント:
- 三段重でお正月らしさ重視でも、早割で予算内に
- 中華・和のバランスがよく、子どもも楽しめる味付け
- 品数が多く、満足度が高い商品
匠本舗「岩元監修 六角二段重 海宝箱」【3~4人前相当】
- 定価:29,800円
- 早割価格:第1弾9月末で19,800円/第2弾10月末で20,300円
- 内容:アワビ、銀鱈、金目鯛、ズワイ蟹甲羅焼き、海老など高級海鮮中心の豪華二段重
- おすすめポイント:
- 高級食材をふんだんに使っているが、早割利用で22,000円以内に抑えられコスパ優秀
- 冷蔵配送で解凍不要、すぐに盛り付けOK
- “高級感重視でも予算内で叶う”一品として特に推し
まとめ:人数別で考えれば、通販おせちの予算はもっと「納得感」が出る
「おせちって高いよね」と感じていたのは、たぶん“価格だけ”で見ていたから。
でも、「うちは何人で、どれくらい食べるか?」という視点から考えてみると、意外と「この価格でこれならお得かも」と思える商品がたくさんあるんですよね。
2026年のおせち、予算を人数から逆算するスタイルで選んでみませんか?
きっと、自分たちにぴったりのおせちが、もっと選びやすくなりますよ。