「和風おせちに飽きた…?それ、実はわが家も同じでした。」
おせちって、お正月のワクワク感を引き立ててくれる大事な存在。
だけど、ここ数年…特に子どもが大きくなってきてから、ちょっと反応が微妙なんです。
去年もそう。
頑張って冷蔵庫を整理して、31日に届いたおせちを重箱に詰め替え。
「わ?きれい!」「写真撮る?!」って最初は盛り上がるんですけど、その後が…。
長男「なんか、甘いのばっかじゃない?」
娘「エビは美味しいけど、もう2個でいいや」
夫も「煮物は好きだけど…もうちょっとパンチあるのが欲しいな」
…え、みんな、そんな感じ?
私ひとりで「おせちってこういうものでしょ!」って、ちょっと空回りしてたのかもって気づかされました。
でも、だからこそ出会えたのが「中華おせち」。
定番だけじゃない!人気が高まる「中華おせち」の魅力とは
私自身、中華おせちって最初は「え、あの脂っこいのがおせちに?」ってちょっと抵抗ありました。
でも調べてみると、ここ数年で本当に種類が増えていて、口コミもすごく良いんです。
実際に頼んでみてわかったんですが、和風おせちにちょっと飽きてきた私たち世代に、すっごくちょうどいいバランスなんですよね。
見た目が華やか!SNSでも話題の映える中華おせち
まず、中華おせちってとにかくカラフル!
エビチリの赤、青菜炒めの緑、焼き豚の茶色…まさに“映えるおせち”。
子どもも「この赤いやつ、なに!?食べたい!」って興味津々。
私のInstagramにも載せたら、友達から「なにこれ中華!?」「めっちゃ美味しそう!」ってコメント続々。
写真映えするから、ちょっとした見せ場にもなるんです。
お正月って、どうしても家にこもりがちだけど、SNSでつながってる感があると、気分もあがりますよね。
味にパンチあり!家族全員が満足する「箸が止まらない系」
中華のいいところって、なんといっても“味の濃さ”。
八角や甜麺醤(テンメンジャン)、オイスターソースの旨み…。
ちょっと濃いめの味つけは、むしろお正月のごちそう感にぴったりなんです。
夫は「このチャーシュー、ラーメン屋より美味い」ってご満悦。
子どもたちも「点心おかわりある?」って朝からモリモリ食べてくれて、まさに箸が止まらない。
おせちって、意外と残りがちじゃないですか?
でも中華おせちは冷蔵庫に残っても、炒飯やラーメンにアレンジできるし、使い勝手も◎なんです。
「和風に飽きた」家庭にちょうどいい“変化球感”
和風おせちって、どうしても“伝統重視”のイメージがあって、ちょっと背筋が伸びるような感じ。
でも中華おせちは、いい意味で“力が抜けてる”。
「これもおせちに入れていいんだ!」って、ちょっと新鮮で、楽しい気持ちになります。
我が家では、和風の伊達巻や黒豆を少しだけ残して、中華おせちをメインに。
「お正月ってもっと自由でいいんじゃない?」って空気に変わって、みんなで笑顔になれたのが印象的でした。
実食レビューつき!人気の中華おせち3選【2026年版】
ここからは、私が実際に食べて「これは当たり!」と感じた中華おせちをご紹介します。
選ぶときに重視したのは、「子どもが食べやすいこと」「味が濃すぎず飽きにくいこと」「冷凍でも美味しいこと」の3つ。
そしてもちろん、口コミやリピーターの声もちゃんとチェックしました!
本格中華オードブル 慶華
まず驚いたのが、彩りの美しさとメニューの華やかさ。
赤、緑、金…まるで宝石箱のようなお重に、思わず「わ〜!」と声が出ました。
我が家が注文したのは、冷凍の二段オードブル。
開けた瞬間から、海老のチリソース、合鴨のロースト、帆立のソテーといったごちそうがずらり。
特に目を引いたのは、金箔をのせた海老チリ。子どもたちが「これ食べたい!」と大騒ぎでした(笑)
味のバリエーションが豊富で、甘酢、醤油、塩味がバランスよく入っていて全体的に食べやすい。
特に「牡蠣の豆鼓炒め」は、濃厚なのにしつこくなくて、夫が「これだけで白ごはんいける」と絶賛。
お正月の朝から、ごはんを炊くことになったのはこのおせちが初めてです(笑)
温めてさらに美味しくなる料理も多くて、冷凍おせちとは思えないレベルの高さ。
量も思った以上にあって、2日間たっぷり楽しめました。
高島屋 謝朋殿 中華おせち
有名中華レストラン「謝朋殿」が監修した三段重のおせちは、見た瞬間から“本気度”が伝わってきます。
我が家では高島屋のオンラインストアで予約して、冷凍便で受け取りました。
とにかく種類が多くてびっくり。
一の重は前菜系、二の重は点心、三の重はメイン料理がずらりという構成で、まるでフルコース。
小籠包や海老餃子、フカヒレ入りの煮こごりなど、どれも手が込んでいて、食べ応えも十分。
特に印象的だったのは「北京ダック風 鴨のロースト」。
皮目が香ばしく、甜麺醤のコクがしっかり効いていて、おせちというよりまるで中華コースの一皿のよう。
夫は「もう一段分ほしい」と真顔で言ってました(笑)
子どもたちも点心系に大喜びで、「おかわりある?」が連発。
量もたっぷりで、親戚を呼んだお正月の昼にもぴったりなボリューム感でした。
聘珍樓(へいちんろう)の「本格中華おせち」
まずおすすめしたいのが、老舗中華レストラン「聘珍樓」のおせち。
見た目からしてもう、ホテルビュッフェのような高級感…ですが、実はネット通販でも手軽に買えるんです。
私が頼んだのは、冷凍の三段重タイプ。
開けた瞬間にまずびっくりしたのが、点心の種類の多さ!
海老餃子、小籠包、春巻き、焼売…子どもたちはもうそれだけでテンション爆上がり(笑)
特に感動したのは「黒酢の酢豚」。
甘すぎず酸味がほどよくて、冷めても美味しい。
夫も「これは日本の中華弁当とレベルが違う」と絶賛してました。
ちょっと贅沢だけど、年に一度のご褒美としては大満足。
ちなみに、量もしっかりあるので、大家族にも◎です。
中華おせちを選ぶときのポイントと注意点
「中華おせちって美味しそう!」って思っても、いざ買うとなるとやっぱりちょっと慎重になりますよね。
私も最初は「失敗したらどうしよう」「脂っこすぎたら…」と不安がいっぱいでした。
でも、選び方のコツを押さえておけば大丈夫。
ここでは、実際に選んでみてわかった“主婦目線のチェックポイント”をご紹介します。
全体のバランスをチェック!肉・海鮮・点心の割合
中華おせちって、見た目が豪華だからついつい「わ??」ってなっちゃうんですが、
実は中身の“バランス”をよく見るのが超重要です。
肉料理ばっかりだったり、海鮮が多すぎたりすると、途中で飽きちゃうんですよね。
例えば、海老チリ・酢豚・焼き豚・鶏唐揚げ…みたいな「茶色おかず祭り」になってると、3日目くらいにはちょっと重い。
おすすめは、「肉」「海鮮」「野菜」「点心」がバランスよく入っているもの。
さらに「甘酢系」「醤油系」「塩味系」など、味付けのバリエーションがあると飽きずに楽しめます。
我が家では、なるべく「詰め合わせタイプ」を選ぶようにしています。
あと、公式サイトに“品目一覧”が載っている場合は、必ずチェック!
冷凍か冷蔵か?解凍の手間と味の違い
これ、意外と見落としがちなんですが…
「冷凍おせち」か「冷蔵おせち」かで、当日のラクさが全然違います!
冷蔵の方が当然“解凍不要”でそのまま食べられるけど、
その分「保存期間が短い」「受け取り日が限られる」「送料が高め」というデメリットも。
一方、冷凍おせちは日持ちするし、受け取りのタイミングも自由度が高い。
でも…ちゃんと解凍しないと「水っぽい」「味がぼやける」なんて失敗もあるんです。
私のおすすめは、「冷凍だけど解凍方法がわかりやすくて簡単なもの」。
最近は「冷蔵庫で24時間解凍」「そのまま常温でOK」みたいな親切設計のものが多いので、
レビューで「解凍に失敗しなかった」って書かれているかチェックしてます。
「中華だけ」だと飽きる?他のおせちとの合わせ技も
これは実際に体験してみてわかったことなんですが、
「中華だけだと、途中でやっぱり和の味が恋しくなる」ってパターン、けっこうあります。
我が家では、2年目から「和風おせち+中華おせちのハーフスタイル」にしました。
たとえば「一の重だけ和風、二の重は中華」とか、
別々に少量のおせちを組み合わせて“オリジナル三段重”を作るのもおすすめ。
最近は、和・洋・中がセットになった「三国おせち」なんて商品もあるので、そういうのを選ぶのもアリ。
とにかく「正月三が日、家族が飽きずに笑顔で食べられるか?」を基準に選ぶと、失敗が減りますよ。
まとめ|“おせちは中華もアリ”が、わが家の新定番に
昔は「おせちは和風じゃなきゃ」と思っていましたが、家族の好みに合わせて少し変えてみたら、想像以上に楽しくて、美味しいお正月になりました。
特に中華おせちは、見た目も味もインパクトがあって、子どもたちも「今年のおせち、最高!」と大はしゃぎ。
準備がラクで、アレンジしやすいのも主婦的にはありがたいポイントです。
「伝統をやめる」じゃなく、「和に中華をプラスする」くらいの気持ちで。
ちょっと変化球なおせち、きっと家族の思い出になりますよ。たぶん、“おせち=我慢して食べる伝統料理”じゃなくて、
“美味しくてワクワクするごちそう”っていう新しい記憶になると思います。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
気になったおせちがあれば、ぜひチェックしてみてくださいね!