高級の位置づけは人それぞれだと思います。筆者の感覚ですと車なら1000万円以上、時計なら100万円以上ですかね。では、高級なおせちというと…
ゴチになりますではありませんが、1食の食事で13,000円~もすれば高級と思いますので、おせちなら4人前で50,000円、10万円以上なら超高級おせちと言えるでしょう。
ここでは、2025年のとして販売予定の超高級おせちをランキングでご紹介していきます。
年末ジャンボでも当たれば超高級おせちでも頼みたいところですが、いかにせん間に合いません^^;
寧ろ、特別な意味のある、特別豪華な超高級おせちは販売数量も多くないので、例年以外と早く完売してしまのです。ですので、ご紹介するランキング商品が気になりましたら早めにチェックしておいてください。
高級おせちランキング2025
高級、或いは超高級と呼べるおせち料理は、人気のおせち通販店でも取り扱いは少なく、ほとんどは百貨店(デパート)の商品でした。しかし、昨今少し傾向が変わり出してきた感じがします。
その代表商品と言えるおせちが、今回のランキング1位とおせちです。
ランキング1位:道楽「うかたま」
昨年から新たにライアップした創業390余年京都東山の老舗料亭道楽監修の超高級重「うかたま」。
昔ながらの高級食材のきんこ、鮟肝(あんきも)や、三大珍味の雲丹、このわた、からすみが入った日本の伝統を詰め込んだおせち、 長野名産の市田柿、琵琶湖産のビワマス、本もろこ、北海道産の大粒イクラなど国産の高級食材をふんだんに盛り込んだ贅沢の集大成。
「うかたま」は通販おせちナンバー1の匠本舗から販売されているのですが、この商品だけは早期予約などの割引特典がなく、ガチンコで勝負しています。
71品目6人前のおせち、お値段は170,000円です。
ランキング2位:青柳「初日」
100年以上の歴史を持つ徳島の老舗料亭「青柳」は、明治時代に創業されました。その創業者から受け継がれた伝統と小山裕久氏の才能により国内外で高い評価を受けています。青柳は「古を今に映す」という理念を大切にしながら、戦前からの伝統的な料理法や技術に加えて、最新の料理技術を駆使した料理が提供されています。そんな名店が贈るのが特別な和風おせち三段「初日」です。
厳選された国産素材を使用し、カラスミや伊勢海老、アワビなどの贅沢な食材を使って、料理人たちが丹精込めて手づくりしています。青柳のおせち三段重は、新年の始まりを豪華な気分で迎えることができるでしょう。素材へのこだわりと丁寧な技術が結集し、一口ごとに贅沢な味わいが広がります。
自家製カラスミ・黒豆付 5~6人前のおせち、お値段は324,000円です。
ランキング3位:東京吉兆一段重
日本の伝統ある老舗料亭「吉兆」は創業以来、昭和5年から日本の味を追求し続けてきました。創業者であり、日本料理界で唯一の文化功労者である湯木貞一氏が提唱した「世界之名物、日本料理」という精神が今も息づき、吉兆は日本料理の最高峰として君臨しています。
その伝統とこだわりが詰まったおせち料理は日本を代表する料亭の初春の美味を象徴しています。
そんな東京吉兆のおせちは、茶人が好んだ円型のお重に美しい彩りを添えて盛り込まれ、品格と美しさを兼ね備えた料理です。新鮮で風味豊かな食材を使用することで料理に深みと豊かな味わいを与えらえています。
丹波の黒豆・土佐黒酢付 2~3人前のおせち、お値段は108,000円です。
ランキング4位:なだ万「茶花荘おせち」
創業以来180余年の伝統を守り日本料理の心を極めた「なだ万」。伝統的な食材である数の子や黒豆を始め、煮物、焼き魚、酢の物など、なだ万独自のおせち料理がご家庭のお正月のお祝いを華やかに演出します。プロの技術と熟練の味付けが施されたおせち料理は、本格的な味わいを楽しむことができます。また、個包装のおせちは最後の仕上げをご自身で行うことで、より一層の手作り感を味わえます。
華麗な有田焼の三段重箱に贅沢なおせち料理がふんだんも詰められた逸品です。なだ万の「本店 山茶花荘」の調理人が、一つ一つの素材を厳選し手間暇をかけて丁寧に仕上げました。調理人の熟練の技と美しい彩りが楽しめる真心こめた逸品です。
60品目4~5人前のおせち、お値段は242,000円です。
ランキング5位:浅田屋「加賀おせち三段重」
金沢に根付いた老舗旅館の伝統を受け継ぎ、名高い料亭があります。赤坂浅田は新鮮な鮮魚類はもちろん野菜、蕎麦粉に至るまで旬の素材を産地金沢から直送し伝統と革新の料理を作り続けています。金沢の上品さと江戸の洗練を融合させた繊細な料理を提供しています。
そんな料亭が作り上げた加賀料理のおせちは「伝統からの創造」というテーマのもと独自のアレンジが施されています。
黒豆など瓶詰め3個付4~5人前のおせち、お値段は129,600円です。
高級おせちの定番料理
伊達巻
伊達巻は、厚焼き卵を巻いた寿司のような料理です。色とりどりの具材を使用し美しい模様を作り出します。
黒豆
黒豆は砂糖やしょうゆで煮込まれた甘くてほっくりとした豆の料理です。縁起の良い食材とされ幸運や健康を願って食べられます。
煮物
魚や野菜をだし汁やしょうゆベースの味付けで煮込んだ料理です。素材の旨みが凝縮され優しい味わいが特徴です。
鯛の煮付け
鯛の身を醤油やみりんで煮込んだ料理で、お正月には縁起の良い食材とされています。鯛の身はやわらかく煮汁がしみ込んで風味豊かです。
鰆の西京焼き
鰆を西京味噌(味噌に酒や砂糖を混ぜたもの)で焼いた料理です。鰆の旨みと甘辛い味噌の風味が調和し豪華な味わいとなります。
高級おせちは、特別な日にふさわしい料理として重宝されます。さらに、季節の食材や地域の特産品を取り入れたり、伝統的な技法やこだわりの調理法を用いることで、一層の品質と味わいを追求しています。
また、高級おせちには縁起を担ぐ意味合いもあります。特定の食材や料理の組み合わせが、幸運や繁栄を願う象徴となっています。例えば、鯛の煮付けは「めでたい」という語呂合わせから、健康や幸運をもたらすとされています。また、伊達巻の模様は瑞祥模様として、新しい年に幸せをもたらすとされています。